〜台湾一周 自転車と鉄道〜

  自転車購入まで

 日本は寒いので、台湾を走ってくることにした。
 航空機での輪行は一度沖縄で問題なく経験しているが、往路でのトラブルは致命傷となるので、できれば回避したい。と言うことで、自転車生産王国、台湾で購入し走ることにした。
 最初の1日で購入するためには、現地での支援が不可欠なので、大学で日本語を学ぶ郭さんと林さんに案内をお願いすることにした。 わたしの方からは、生きた日本語や日本での就職事情などを教えてあげることができれば、みんなハッピーとなる。
 
 帰りのことを考えると、フォールディング車になるので、事前に検討したのは、DAHONとKHSである。共に星条旗ものだが、実際に製造しているのは、主に台湾である。最終的に絞り込んだのは、KHS F20-T3 で、日本では発売されていない機種だ。
 
 まずは、故宮博物院へ行く。台湾は2回目だが、前回は平渓線(鉄道)などに乗りに行ったため、故宮へは行っていないのだ。
 その後、KHSの専門店である輪飛車業さんへ行く。残念なことに F20-T3は台湾でも人気らしく在庫がない。4ヶ月待ちのようだ。10段対応のT33 と言う新しい機種もあったが、ちょっと高いのでオーソドックスな F20-T2 を購入することにした。翌朝の受取である。
 その後、超高層ビルである台北101そばの、モダンな本屋で、「自行車環島旅図」(戸外生活図書公司)を購入する。本文は読めないが、非常に役立った。
 
 夜は、郭さんと林さんと士林夜市で夕食。やっぱ、アジアは旨いわ。
 明日からは、東回りでツアー開始だ。
 
 
※どこかのサイトで、自転車の内外価格差を糾弾していたが、閉鎖的な日本の労働市場、贅沢品である日本語サービス、高い地価、在庫リスクなどを考えると、単純に価格を比較するのは、相当にこっけいである。

 





 サポートしてくれた郭さんと林さん。


 龍山寺。


 士林夜市のモツ屋。


 KHS F20-T2


  


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