〜台湾一周 自転車と鉄道〜

  4日目 瑞穂温泉〜(自転車)〜静浦〜(自転車)〜東河

 ずっと山ルートを走ってきたが、今日は海岸山脈を横断し国道11号線の海ルートを走る。今日も瑞穂駅前のインフォメーションセンターへ行き道の具合を尋ねるが、「完全な山越えになるわよ。車は少ないと思うけど、3時間はかかるわね。」とのこと。
 

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 この瑞港公路は、北流してきた秀姑巒渓(川の名前)が海岸山脈を突っ切るルートに沿って山腹を巻いている。ヒマラヤならブラマプトラ川の大屈曲部と言うことになる。市町村道に相当するグレードなので、地形に逆らわない道である。要するに、時間がかかる。インフォメーションセンターのお嬢さんの言うとおりだ。長虹大橋が見えてきたあたりで、行動食を食べる。
 海岸線に出た後は、追い風を受けて高速巡航する。右側通行なので本来なら山側を走ることになるが、「長浜自行車道」と言う長い自転車道が海側にあるので、太平洋の景色が間近に見える。北回帰線標誌を越えたあたりから天候も回復してきたので、非常に気持ちが良い。
 さすがに台東市までは行けなかったが、饅頭で有名な東河までたどりつくことができた。今日は初の100Km超えである。
 
(追記) 「原住民」という呼称は、原住民からの要求により従来の「山地同胞」から改め、憲法で定めたもの。「とおさんの桜」平野久美子(小学館)より。
 
 自転車走行距離 102.09Km、走行時間 6h05m、累積距離 279.3Km







 観光地ではないが、風光明媚である。


 長虹大橋が見えてくる、もうすぐ東海岸。


 本日の行動食。瑞穂温泉で買った鰻の缶詰(25TWD)と道端で買ったパイナップル1本もの(50TWD)


 行政院原住民委員会が、たぶん安価に配布したパラボラアンテナ。花蓮以南では多く見かけた。


 北回帰線標誌。


 長浜自行車道。海沿いを走れる。


 三仙台。





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